FC2ブログ
DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

プロフィール

DIY工房IZUMI

Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



リンク



メールフォーム

お問い合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:



FC2カウンター



検索フォーム



RSSリンクの表示



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



機械の模型

2011年11月1日(火)冷却装置の模型を展示 3


製作過程の続きです。

外枠が出来たので内部のラジエターの銅パイプが通るV字形
の構造を作りました。
002 斜め 

地面に接地する部分も実物と同じように作りました。
これが有ると無いとではリアリティーに大差がつきます。 
上の写真と下の写真の接地部分を見比べてください。
アルミのアングル材をカットして作りました。
009 脚部分 


ラジエター部分が完成しました。
ここだけで3日かかりました。
エコブリッドの心臓部ですから、リアリティーを出すために
気合いを入れて作りこみました。
アルミ板に穴を開け銅パイプを通してあります。
012 ラジエター 


上部のファンを取り付けました。
これは塩見さんが秋葉原で調達してきました。
014 ファン 



展示場に置かれたものを下から見上げています。
本物に見えるくらい良くできたと思います。
088 下から 


こちらはクーリングタワーです。
塗装と梯子、電源ケーブルポール、縦の細い棒は塩見さんの
力作です。
018 タワー  

この中には小型の加湿機が入っています。
塩見さんのアイディアです。
金網は塩見さんがビバホームで買ってきました。

063 塩見さん



タワー本体は木製です。約直径30センチ、高さ30センチです。
上と下は木工旋盤で削り出し、中の胴は板をドーナツ状に4枚
切り出し、接着して作りました。

003 タワーの前 


きれいなタンクに仕上がりました。
上と下は木製で木工旋盤で削り出しました。
022 タンク 


裏側はあのみじめなリベットの継ぎ目をアルミテープで
隠しています。
025 タンク裏側 


こちらはフィルターです。
金属のように見えますが・・・・・・・・
023 フィルター 

ウオールナットを木工旋盤で削り出したものです。
別にウールナットを使う必要は無いのですが、ちょうどよい木が
無かったのです。
トップにネジをあしらい、金属に見えるように塗装したのは
塩見さんです。
005 フィルター 


まとめです。

塩見さんの頭の中には、この写真のような配置の設計図が
出来ていました。これでプレゼンをすればお客様に明確な
イメージを提供できるという確信があったのです。

問題は模型を作ってくれる所を探すことでした。
幕張メッセの展示会まで一月しか有りません。

031 全体 

ウエブサイトを検索しているうちに、マイブログにたどりつきました。
最初に塩見さんが工房に来た時は、出来るかどうか相当不安が
有ったと思います。
なにせ定年退職後に始めた個人の工房ですから。

図面や写真を使って塩見さんから説明を受けた後で、これまで に
私が作ってきた物をお見せしました。その中で、原子炉の模型を
お見せした時に、塩見さんは「これが作れるならお願いします」と
おっしゃいました。たぶんこれが決め手になったのでしょう。

003 全体 

塩見さんから模型の製作を依頼されたものの、私の方では不安も
有りました。しかし、何とかなるだろうという気持ちもありました。

製作が始まってからは、塩見さんは何回も工房に足を運び、
打ち合わせを行い、部品の調達に走りまわりました。
最終日の10月20日は、塩見さんと二人で、朝の4時まで製作に
没頭していました。ともかく、この日で私の任務は終了しました。

塩見さんたちスタッフは、その後幕張メッセの展示場に模型を
運び、塗装と配管、レイアウトを行いました。
展示会は25日スタートですから、大変だったこととお察しします。

私の頭には、個々の模型しか有りませんでしたので、展示場で
模型がレイアウトされたのを見たとき、「ああ、塩見さんの頭の
中のイメージはこれだったのだ」ということが分かりました。

私が作った模型がこのような工場システムとして生かされた
のを見て感動しました。

製作の過程はかなりシビアーな環境で行いましたが、やりきって
良かったと思っています。大変勉強になりました。

このような機会を与えてくださった、「松井製作所」と塩見さんに
感謝しています。