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DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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製鉄所見学

12月16日(木) JFE・東日本製鉄所見学


松田次泰刀匠が主宰する、日本刀の研究会「就士会」の企画で、

JFE製鉄所とJFE研究所を見学しました。

ホームページはこちらです。

http://www.jfe-steel.co.jp/index.html

「JFE」というのは、かつての川崎製鉄と日本鋼管が

経営統合してできた会社です。

「J」は「日本」、「F」は鉄の元素記号Fe、

「E」はエンジニアリングを意味しています。

また、「日本を代表する未来志向の企業グループ」

(Japan   Future  Enterprise) を表しているそうです。


場所は千葉県市原市、蘇我駅のそばです。

048 蘇我駅 

会社が用意してくれたバスに乗り、JFEに向かいます。

061 JFE 


ガイダンスルームで、主催者の松田刀匠の挨拶です。

082 松田刀匠 



見学用の上着を着込み、ヘルメットをつけて記念写真です。

スゴイですね!こんな大きな電光掲示板に

ウエルカムメッセージが表示されています。


078 記念写真 

今回の見学内容です。

・DVDでガイダンス
・製鉄所見学
・研究所見学  の3部構成です。
IMG プログラム 

これが鉄鉱石です。

見た感じは、フリーズド ドライしたインスタントコーヒーです。

昔は塊で入って来た時もありましたが、現在はこのような状態です。

大部分はオーストラリアから入りますが、その他の国からも入ります。

それをブレンドして使うそうです。


070 鉄鉱石 


こちらは、鉄鉱石と石灰石を焼き固めた焼結鉱です。

石灰石のみ国産だそうです。


072 焼結鉱 


石炭を蒸し焼きにしたコークスです。

石炭も数カ国から輸入し、ブレンドして使っています。

パンフレットには、

「ブレンドエキスパートが原料を最上級焼結鉱石と、
コークスに焼きあげます。」と書いてあります。 」
073 コークス 


下は、記念にいただいた、鉄鉱石と石炭です。


088 さんぷる 

こちらはいただいたパンフレットです。

087 パンフレット 


まとめ と 感想

この見学会は、就士会のメンバーである、

O氏とN氏によって具体化されました。

両氏はJFEのOBの大先輩です。

今回の見学のメインは、溶鉱炉、転炉、圧延機械、研究所内部

ですが、写真撮影はできませんので、写真はこれだけです。


・広大な敷地(東京ドームの164倍)と巨大な設備に圧倒されました。

・幸運にも、溶鉱炉の出銑場面と、

転炉の操業場面を見ることができました。

・熱間圧延(Hot Strip Rolling Mill)は十分見ることができました。

 連続鋳造された厚さ250ミリのスラブ

 (ヨウカンのような形をした真っ赤な鉄の厚板)が

 7台の圧延機を通過することにより、厚さ25ミリから、0.8ミリの

 薄さになります。各ロールの回転数と圧力を同期させる技術は

 きわめて高度なものだそうです。

・膨大な設備は、ほとんどコンピューターで制御されています。

・製鉄所という巨大なシステムを動かしている人間の知恵や技術

 そして働いている人々の姿に感動を覚えました。

・研究所では、電子顕微鏡のモニター画面を見ることができました。

 この研究所では、およそ1000人の技術員の方が

 働いているそうです。人類が鉄を使いだしてから、

 数千年が過ぎていますが、いまだに鉄は研究を必要としています。

・初めて人類が鉄を使い始めたことに感動を覚えますが、

 今回の見学で、最先端の鉄の生産技術にも感動しました。

・「人間と鉄のかかわり」は、大変興味深いテーマです。

 「就士会」では、日本刀を核にして、このテーマが論じられます。

 毎月最終の日曜日に、刀匠宅で開かれる研究会は

 大変刺激的な内容に富んでいます。

 これからの研究会の論議は、今回の見学会を踏まえて、

 さらに豊かなものになると思います。とても楽しみです。