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DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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函館フィールドワーク 1

 昨夜帰宅しましたので、今日からブログを再開します。
6日に函館空港につきましたが、外に出ると気温35度で、東京より暑い。タクシーの運転手さんは、「私ら、25度を超えたら、もうユデダコになりますよ。今日はもうたまりません!」といっていました。

 6日から7日の午前中まで合宿研究会を行い、この日の午後から9日の3時まで、函館のフィールドワークを行いました。 中世から幕末にかけての函館の史跡を巡りました。現地の学芸員の方や、ボランテイアガイドさんの案内で、じっくり見学できました。

まずはこちらからご紹介します。市内にある私立博物館です。

114 函館博物館 


 ここのメインになる展示は、約38万枚 もの、古銭です。昭和43年の道路工事で偶然見つかりました。しかも、そこの地名は「銭亀沢村」です。いつ、誰が、何のために埋めたか、諸説ありますが、はっきりしたことは、今もってわかりません。(文献資料等が無いため)


152 銭 


国の重要文化財に指定されています。

155 証書  


 3年以上の歳月をかけ、クリーニング、分類整理が完了しました。それによると、一番古いのは、前漢の時代(紀元前175年)に鋳造されたものでした。一番新しいのは、明の時代、1368年に鋳造された物があります。したがって、埋められたのは、これ以後の時代であることはあきらかです。しかし、では何時なのかが分からないのです。

 3つの瓶に入っているのが発見されました。ここに展示してあるのは、本の一部です。古銭の総重量1.6トンということですから、いかに膨大な量かがわかります。 

 この瓶は、越前と能登から来た事が分析の結果わかっており、製作年代も特定できているとのことです。瓶と古銭の製作年代を総合すると、室町時代前期から、中期にかけて埋められたのではないかと推定されているそうです。

 誰が何のためにということは不明ですが、この時代に蝦夷地にこれだけの富が存在していたという事実は動かせません。ここから、どのような世界が見えてくるのか、今後の調査の進展が楽しみです。
 

156 3瓶 

場所は、津軽海峡に面した海岸沿いの、函館と恵山を結ぶ国道278号線で、函館市街の東方約7.5キロメートルの地点です。このすぐそばに、国指定の「志苔館跡」(しのりだてあと)があります。

128 地形 

「館」(だて)というのは和人が作った砦のようなものです。西暦1400年頃には、渡島半島の南端、函館の東から、松前・上ノ国にかけて、いくつかの館が存在していたようです。『新羅之記録』(松前藩最古の歴史書 1646年)によると、道南には12の館が存在していたとのことです。この記録によると、1457年コシャマインに率いられたアイヌにより、10の館が一時陥落したそうです。上の写真の「志苔館」も陥落した館の一つです。



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