DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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包丁研ぎ

2015年1月8日(木)包丁研ぎ (母から娘へ)

今日は、お母様の代から使っているという文化包丁を、60代の

ご婦人が持参されました。(出刃包丁も持参されました)

最初にオービタルサンダーで、汚れ落としをしました。銘を見ると

「木屋 スエーデン鋼 本鍛造」とありました。本体と刃の部分は

汚れと摩耗なので普通の研ぎで十分対応できました。

しかし、柄の部分の2枚の木が、広がっていて空間ができて

いました。最初は、金属部分がさびて欠落しているかのように

見えましたが、そうではなく、金属が錆びて膨張し、木の柄を押し

広げているのでした。そこで、分解して錆を落とし、接着剤を付けて

固定しました。木の部分を研磨してサンドイッチにした金属部分が

良く見えるようにしました。これで購入時の状態に戻りました。

以前プロの包丁屋さんに依頼したところ、修理不能といわれた

そうです。ご婦人は、「母の思い入れのある包丁なので、

きれいによみがえって嬉しい。」と、おっしゃっていました。

お母様は、96歳でご存命だそうです。前回のお客様は、

結婚した時に購入した包丁をお持ちになりましたが、今回は親子

2代の包丁です。感銘を受けました。手入れさえよければ3代まで

十分に使える包丁です。使い捨てが主流になっているご時世に、

このような仕事ができてよかった思いました。

P1080002最初の状態  


P1080004サンダーで



P1080005銘を見る 



P1080003柄の部分空洞


P1080006錆がスゴイ 


P1080007錆び落とした 

P1080008クランプ接着 


P1080013完成1 


P1080014完成2 


P1080017柄完成1 


P1080018柄完成2 


P1080019完成2本