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DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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和鉄で刃物を作る会

2013年7月19日(金)和鉄で刃物を作る会報告



今日は、思っていたほど暑くは成らず、快適な鍛冶屋日和

でした。松田次泰刀匠宅そばの稲はここまで成長しました。

定点撮影をしていると季節の移り替わりがよくわかります。

田園風景 


今回は新しい試みとして、この炭を使ってみました。


オガ炭 

オガくずを圧縮して焼き固めた炭です。

オガ中身 


このように良く燃えます。最初は箱に入っていた物をそのまま

使いましたが、大きすぎて扱いにくいので、後半は半分に割って

使いました。こうすると火床の中の空間が埋まり、ちょうど良い

火加減になりました。この炭は非常に火持ちが良く経済的です。

しばらく使ってみてテストしてみます。


良く燃える 

玉鋼を折り返し鍛錬して作った、切り出しの材料です。

右側を星野さんが火造りしました。左側は私が火造りしました。


これを火造り 


星野さんはこの間でめきめき腕をあげました。



星野11 

鎚の使い方が飛躍的に上達し、思い通りの形に出来るように

成りました。


拡大123 

二時間ほどでここまで火造りました。ほぼ完成です。


火造りほぼ完成 


6月と7月に作った星野さんの作品です。素晴らしい出来栄えです。


これまでの作品 



レストラン マツダ

今日のランチメニューはナポリタンでした。

パスタのゆで加減が絶妙で、口に含んだときの感触がとても

良好でした。


ランチイタリアン 




星野さんによる研ぎの講習会


① 10ミリ厚のガラス板に、100番の耐水ペーパーを乗せ

 水をかけながら砥石をあて、完全な平面を作ります。


面出し 


② 平面が出た荒砥石(GC)で研いでいます。切り出しのような

小さい物を研ぐときは、左手に押し棒を持って、研ぐ箇所を砥石に

押し付けるようにします。この段階で刃の部分にきっちり平面を

作っておくことが決定的に重要です。そうしないと丸刃になって

しまいます。

刃返りが出るまでしっかり研ぎます。



棒で押す 


③ 中砥石(キングの1000番)で中研ぎ中です。

ナカト 


④ 少し研ぐと、必ず砥石の平面が崩れます。そこで、同じ中砥石

共摺りをして平面を出します。これが重要で、刃物を研ぐ時間と、

同じ程度の時間を面直しにかけるくらいの配慮が必要です。

共摺りする面が分かるように両方の砥石にマークがついています。


共磨り 

⑤ こちらは仕上げ砥石です。同じように共摺りしながら仕上げ研ぎを

します。



仕上げと石 


⑥ 荒砥石で研いだ状態です。

アラト 


⑦中砥石で研いだ状態です。

中砥石 

⑧ 仕上げ砥石で研いだ状態です。


仕上げと1 

⑨ まだ手元の部分が砥石に当たっていません。

これでも十分切れる状態になっているので、後は使いながら

研ぎこんで、全面に完全な刃がつくようにします。

仕上げと222 

星野さんは、東京農大で生徒に研ぎの授業も行っているので、

研ぎの道具のセッテイングや、研ぎ方の指導の随所に工夫が

凝らされていて大変参考になりました。

この後は、包丁の研ぎ方も教えてもらいました。詳細は後日と

いたします。