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DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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和鉄

2012年8月26日(日)和鉄鍛錬場の仕事



8月24日(金)の仕事を報告します。

原さんが炭を掻き寄せる道具の先端部分を鍛造中です。


003 炭寄せ棒 

火床両サイドの半円状の部分は、松田刀匠が盛り上げておいて

くださいました。これで火床はすっかり完成しました。



鞴の調子は良好ですが、もう少し使ってみて弁の紐の調整が

必要だそうです。自分で修理した鞴がこのように立派に稼働して

いるのを見ると、とても良い気分になります。

007 火床 



星野さんが作っているのは・・・・・・・・・・

048 星野さん 




これでした。前回作った万力固定用の釘が短かったので、

今回作りなおしました。

050 釘完成 



今度はがっちり固定出来ました。

064 万力固定 



さて、私が作っているのは何でしょうか?



095 輪 


小さなものを曲げています。

096 製作中 


これを作りました。これをはめることにより箸を手で強く握らなくても

材料をがっちりつかむことができます。昔から鍛冶屋が使っている

シンプルな道具ですが、とても合理的だと思います。

099 輪完成 



次なる仕事は、いよいよ切り出しナイフ作りです。

使う材料を説明します。いずれも和鉄です。

一番下が包丁鉄(銑鉄を脱炭したもの)

真中は包丁鉄を地金用に素延したものです。

上が鋼です。

093 材料





真中の地金を向鎚を使って必要な寸法になるまで、厚さと幅を

調整しているところです。途中までは順調に進んだのですが・・・・・・

103 向鎚



 
切り出しを作るのに必要な厚さになったので、これで良いだろうと

思ってみたところ、なんと割れというか、裂け目というか・・・

このようになっていました。


106 B 

反対側もこうなっています。

107 A 

何がいけなかったのか?星野さんと顔を見合わせ困惑しました。

仕事中の刀匠に来ていただき、見てもらったところ、以下の

ような見解でした。

=====================

・包丁鉄だと思って用意したが、これは「なみ鉄」だった。

・なみ鉄は薄くするとこのように裂けてくる。

・この鉄は、和鉄から洋鉄に切り替わる時期に、鉄橋などを

 作るために輸入した洋鉄である。

・カンナの地金に良く使われ、地肌が独特の味わいを出す。

 研ぎやすい鉄である。

・グラインダーで火花試験をしても、包丁鉄と同じような

 
火花が出るのでプロでもなかなか見分けるのが難しい。

======================

最初は、加熱温度や向鎚の使い方を誤ったかと思い

青ざめていましたが、この説明を聞き気を取り直しました。

次回は、8月30日に行います。今度は包丁鉄と分かっている

材料を使って、何とか切り出しを完成させる予定です。



レストラン マツダ 夏メニュー

門倉さんが提供してくれた、朝取りのトーガンとスイカです。

027 トーガン 


さっそくこれを使って出来たのがトーガンのカニあんかけです。

高級料理店のメニューです。

091 カニあんかけ 


そして、メインは、なんとウナ丼です。今年はウナギが高かった

ので、食べるのはこれが初めてです。

092 フルセット 

タクワンは、桜のチップで燻製にした自家製イブリガッコです。

今回もおいしい料理を食べて、午後からの仕事に

弾みがつきました。ごちそうさまでした。