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DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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日本刀の勉強会

2012年2月26日(日)入札鑑定



今日は千葉の松田次泰刀匠宅で毎月最終日曜日に開かれて

いる「就士会」という日本刀の勉強会に参加しました。

今日の内容は「入札鑑定」の説明でした。

入札鑑定と言うのは、江戸時代には盛んに行われていたそうです。

5本の刀を並べて置き、その刀の時代と作者を当てる、一種の

ゲームです。今日は、そのやり方を実際に教えていただきました。


このように5本並べます。手前が1号刀で奥を5号刀と呼びます。

155 並べた5本 


小黒板を使って説明中の松田刀匠です。右に見える掛図には、

産地と刀匠の名前が記されています。

075 説明中 

073 地図 



実際に刀を持って見方を説明している場面です。

姿を見る基本を説明中です。まず、刀の柄を垂直に保持すると

刀身が大きく右に反っているのが分かります。この反りが

大きいのは古い刀であると説明しています。

113手に持って説明 

どこから反っているかを型紙を使って解説しています。

117 型紙 


こちらは、新しい時代の刀は反りが少ないという説明をしています。
131 新しい時代 

たったこれだけの知識を持っているだけで、刀の見方が

分かります。来月は実際に入札鑑定を行いますので、

下の写真を見て覚えておくと良い結果が得られますよ!

 182 時代別典型

右側が古い時代の刀で左側が新しい時代の物です。
下の黒板に時代が書いてあり、上の写真と対応しています。
191 対応黒板 

刀を見ているところです。
061katanano.jpg 

刃紋や地鉄の様子を慎重に見極めて行きます・・・・・
069 見ている 


そして、「私はこの刀をこのように見ましたがいかがでしょうか?」

と問います。

077 判定や如何に 

すると判者は、答のところに「時代違い」と書きました。

これにより、第1回目は外れたわけですが、2回目は、これ以外

の時代を考えればよいので、正解の範囲が狭くなります。3回

トライできるので、三回目にはだいたい当たるようになるそうです。


柄を外して茎(なかご)を見ます。ここには製作年と作者名が

書かれているので、正解が分かります。

093 なかご茎 

このようにして行うのが「入札鑑定」のあらましです。
 

突然ですが・・・・この雑誌をご存じですか?

181 表紙 

なんと、この雑誌に松田刀匠が載りました!

「日本が世界に誇る職人」として紹介されていました。

175 中身は 

179 文字 

そのうち、女性向けのファッション雑誌にも載るかも知れませんね!
 


レストラン マツダ ディナーメニュー

もうすぐ雛祭・・・ということで雛祭メニューでした。
左側はハマグリ寿司、大きなエビが入っていました。
卵焼きで貝の殻を表現しています。
右側は
豚肉のシャブシャブサラダです。



そして煮物・・・・このほか味噌汁に、菜の花の辛合えもありました。

172 その2 

更に、アサリが入った、あっさり風味の焼きうどんです。
173 あさりの焼きうどん 

勉強会の後には、このような奥様の手料理がふるまわれるのです。

まさに、レストランの質と量です。

十数人分の支度をするのはさぞ大変なことと思うのですが、

毎回頭が下がります。 

と、言いつつ、毎回楽しみにしているのです・・・・・!私だけでは
 
ありません!


今回は、渋滞がなく刀匠宅に早く着いたので、鍛錬場の腰板部分の

押さえ板を作りました。左側の周囲に取り付けました。
 
016 全体

このように板の傾斜に合わせて斜めに切り欠いています。
015 切りカキ 

初めての加工でしたが、思っていたほど難しくはありませんでした。

次回はこの続きを行います。