斉藤製作所訪問
2011年2月27日(日) 模型エンジンの斉藤製作所訪問
25日(金)に、千葉県市川市にある「斎藤製作所」を訪問しました。
(〒272-0024 市川市稲荷木3-22-7 電話047-378-4156)
右が専務取締役の斉藤喜久三さん 左が代表取締役の斉藤満さん 中央の写真の方が、先代の社長 斎藤源さんです。
私が斉藤製作所の「BT-1」という、バーナーとボイラーを使って 製作した火力発電所模型を持参して、見ていただきました。
これは実機のエンジンです。貴重なものです。 飛行機ファンの方はたまりませんね。 第二次大戦末期のアメリカの戦闘機グラマンF6Fのものです。
解説はこちらのパネルにあります。
以下に紹介するのは、斎藤製作所製の各種エンジンです。 特色は4サイクルのエンジンで、できるだけ実機のイメージを 再現しているそうです。 ラジコン飛行機のエンジンなので、飛行機に搭載した時の スケール感が重要になります。 4サイクルなので、より実機に近いサウンドのため、 ラジコンスケール機マニアの方に人気があるエンジンです。
従来の模型エンジンは、グロー燃料(アルコールを主成分にした物)を 使っていましたが、2007年に斉藤製作所が、世界で初めてガソリン を燃料にする模型エンジンを開発しました。
グロー燃料で大型機を飛ばすと、約800円の燃料代がかかります。 しかし、ガソリンなら60円ぐらいで済みます。 斉藤製作所の技術力がよく示されています。
こちらはスチームエンジンです。
斉藤製作所のエンジンの詳細は、こちらのホームページをご覧ください。 http://www.saito-mfg.com/top.htm
工場には最新鋭の工作機械が並んでいます。
昔の学習雑誌です。
算数の長さ比べの題材に斎藤製作所の蒸気船が 使われています。このころは、模型が子どもたちの 身近な世界にあったのですね。
斉藤製作所の各種エンジンは世界的にも評価が高く、 現在23カ国に輸出されているそうです。
「猫ひろしの目指せ!元気一番星」と言う番組で、斎藤製作所が 取り上げられました。2010年10月27日に取材が行われ、 11月16日に放映されました。 なかなか良くできた番組で、斎藤製作所の全体像を紹介しています。
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