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DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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DIY工房IZUMI

Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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ベルト交換

2019年1月18日(金)タイミングベルト交換


工房では、木工旋盤を使うことがほとんどで、金工旋盤を使うこと

はまれです。先日久しぶりに使ったところ、モーターから主軸に

動力を伝えるタイミングベルトが切れてしまいました。メーカーから

取り寄せて交換しました。手前にある3枚のギヤーを外して、何とか

取り付けができました。ギヤーを取り付けて無事に回転するように

なりました。こんな修理は初めての事です。

P1170059 金工旋盤 


P1170053 bellと切れた 

P1170054 ベルト取り付け完了 

P1170056 ギヤー回転中 




ものづくりの原点(2)

2018年10月24日(水)ものづくりの原点(2)



私の金属加工の原点がこれです。今から60年前の鉛の鋳造品です。

小学校3年生の時に作りました。映画「地球防衛軍」の中で宇宙人

の武器であるモグラ型ロボット「モゲラ」です。ご存知の方は少ない

と思います。この時代の子どもの遊びに「型屋」というのがありました。

良く学校の門の前に店を出し、子ども相手に商売をしていました。

素焼きの型の中に、金粉や銀粉を塗り、そこに粘土を押し当てて、

お城やプロレスラーなどの形を作るものです。よくできると大きな型

をもらえるので、みんなで競い合いました。これは、「コチカメ」

でも紹介されています。この型に鉛を溶かして入れて作ったのがこの

写真のモゲラです。私の周りでは、少年たちがよくやっていた遊びです。

この当時は、一升瓶の醤油の口金に鉛の板が巻き付けられていたので、

それを集めて作りました。これを見るたびに当時の光景がよみがえって

きます。教員になって鋳造の授業を行いましたが、その原点は、

このモゲラなのです。


PA220057 モゲラ1 

PA220058 モゲラ裏側 




ものづくりの原点

2018年10月23日(火)私のものづくりの原点



古希の私が、小学3年生の時に熱中したものです。


「あたまのよくなる」という文字につられて買ったように思います。


当時から模型好きだったので、飛びついたのを覚えています。


このおもちゃによって図面を読むことを覚えたと思います。


また、ビスとナットで組み立てるので、ドライバーとナット回しの


使い方に習熟できた最初だったと思っています。今これを見ると、


当時ドキドキしながら苦労して作っていたときの感覚がよみがえって


きます。このおもちゃは、今から見ても優れたものだと思います。


開発者の方を尊敬いたします。





PA220052 箱全体 


PA220053 箱の中身 


img037 図1 


img038 図2 


img039 図3 


img040 図4



板金屋さんの道具

2018年8月2日(木)板金屋さんの道具



家のメンテナンスで、板金屋さんが来ましたので、道具を見せて

もらいました。まず金切鋏は新しいタイプのものがありました。

切るところを見せてもらいましたが、従来の物は、切った左側の

部分が盛り上がってくるのですが、新しい鋏はこれがなく、切断線

が揺らぐことがありません。

もう一つは初めて見る道具でした。鉄板を曲げるのに、従来は

折り台において叩いて曲げていましたが、これはローラーがついていて

押して行くと材が曲がってくれるのです。これは優れ物だと

思いました。

P8010001 全部 


P8010005 金木理2種 

P8010006 新型鋏 

P8010007 90度おりき 

P8010008 スタート 

P8010013 ラスト 



鉄亜鈴のリメイク

2018年3月10日(土)鉄亜鈴のリメイク


先日八潮市内のNさんが、お父様が使っていたという鉄亜鈴を持参

されました。このように錆びた状態では使えないので、メンテナンス

をしてほしいというご依頼でした。ご自身もジムに通い、筋トレを

やっているので、自宅でこれを使えるようになればよいということです。

お引き受けしてまず最初にやったことは錆び落しです。次にラッカース

プレーで塗装をしました。青や、黒は手持ちの塗料があるのですが、

ピンクがご希望なので新たに購入しました。簡単に塗装ができるかと

思いましたが、鉄亜鈴は鋳物なので表面がゴツゴツしており、塗料の

乗りが悪く、厚く塗ると乾かず、塗装後も、ちょっとぶつけると塗装

したところがはがれるということが起きました。塗装完了後は、

接地面にフェルトの滑り止めシートを貼り付けました。最後にピンクの

細紐を巻き付け、手が冷たくないようにしました。ずいぶんかわいい

鉄亜鈴に変身しました。

P3020027 サビサビ状態 

P3020029 バフ磨き 

P3020033 比較 

P3030002 ラッカースプレー 

P3100049 接地面にクッション 

P3100046 紐巻完成