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DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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DIY工房IZUMI

Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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早川篤雄さん死去

2022年12月31日(土)早川篤雄さん逝く

11月13日に、「原発被災地を訪ねる旅」で訪れた宝鏡寺の住職

早川篤雄さんが亡くなられたことを、今朝の東京新聞で知りました。

とても残念です。

早川氏トリミングブログ用


11月13日にお会いした早川さんです。

PB130354早川さんブログ用


ブログ原発悔恨の碑

ブログ非核の火

ご冥福をお祈りいたします。
 




原発被災地を訪ねる旅

2022年11月14日(月)原発被災地を訪ねる旅


昨日は、埼玉県草加市で活動している「キビタキとわらしの会」
が主催する、第4回目の福島バスツアー「原発被災地を訪ねる旅」
に参加してきました。大型観光バスに41人が乗り込んでの旅にな
りました。幸い天候にも恵まれ、午前7時半に草加駅を出発し、
予定通り午後7時半には草加駅に戻ることが出来ました。
昼食は11時半に、「なみえ道の駅」で、予約しておいた、
「しらす丼と浪江焼きそばセット」を食べました。
ボリュームがあって、食べきれない人もいましたが、私は美味し
かったので完食できました。

ブログなみえ焼そば

昼食後はバスで、双葉駅・大野駅・大熊町・夜の森駅・富岡町
をめぐりました。

ブログ双葉駅


ブログ大野駅

ブログ夜の森駅

駅周辺は綺麗に整備されていましたが、人影はまばらで、
少し離れた場所では、震災時のままになっている廃屋が目につき
ました。オリンピックの時には、華やかな場面がテレビで放映さ
れていましたが、現地を訪ねてみると、「復興」とは言えない
場面を多く観ることになりました。

ブログゲームセンター


富岡町の海岸沿いから、福島第二原発を遠望しました。ここは
かろうじて事故にはなりませんでしたが、当時は危険な状態に
陥っていました。


burogu 福島第二原発

時間は前に戻りますが、昼食の時間より早めにバスが運行出来て
いたので、予定にはなかった、「希望の
牧場」を訪れ、車窓
から牧場の様子を見ることが出来ました。牧場主の吉沢さんは、
「俺は牛飼いだから、殺処分なんかさせない。」という強い
意志で「売れない牛」を引き取り、寿命が尽きるまで餌を与え
生かしています。このこと自体が反原発の象徴であると、吉沢
さんは考えています。数年前にこの牧場を訪れたとき、吉沢さん
は、「この牛たちの体に、白い斑点が出来ている。これは放射線
の影響であると思うから、国が科学的な調査を継続して行えば、
貴重なデーターとして、国際的にも重要な意味がある。しかし、
誰も調査をしようとしない。」と、憤りを込めて語っていた
ことを思い出しました。

ブログ希望の牧場

ブログ希望の牛たち

バスツアーの最終コースは、楢葉町の「宝鏡寺」です。
「非核の火」「悔恨と伝言の碑」・「伝言館」を見学しました。
ここでは、伝言館館長の早川篤雄住職と、副館長の安斎育郎さんの
お話を聞くことが出来ました。

ブログ宝鏡寺

ブログ原発悔恨の碑

ブログ非核の火

ブログ伝言館看板

ブログ伝言館の内部


ブログ科学者と住職

左が科学者の安斎さん、右が早川住職です。お二人からは
貴重なお話を聞くことが出来ました。ここでは伝えきれない
のが残念です。
このバスツアーには、ガイド役として、元高校教師で、
「原発事故の完全賠償をさせる会」の菅家新さんと、
鵜沼久江さんが同乗してくださいました。鵜沼さんは
ドキュメンタリー作家の堀切さとみさんが製作している
DVD「原発の町を追われて」の中で、ご自身の体験を
語られています。帰りの車中では、「原発の町を追われて」
を鑑賞しました。
今回の旅は、メディアが報じない、被災地の状況を知る
上で、大変役に立ちました。企画をしてくださった、
「キビタキとわらしの会」のスタッフの皆さんに感謝
申し上げます。






出前授業 

2022年10月18日(火)大人向けの出前授業



16日の日曜日に、世田谷区烏山で、大人向けの出前授業を

行ってきました。「発電の仕組みと原発事故 未来のエネルギーは」

というタイトルの、定番の授業です。いつものように車に満載した

教具を使って行いました。大人が対象の場合は、ディスカッション

の時間を多くとるようにしています。


ゼミ報告2原発





 



発電機とモーターの関係

2022年10月14日(金)モーターと発電機

 


ブログ用発電機はモーターと同じ


モーターは子ども達にもなじみがありますが、発電機は

そうでもないと思います。しかし、モーターと発電機の原理は

同じだということを知っておくことは意味があります。そこで、

このような教具を作りました。

①手前のモーターに電池を繋ぐとモーターが回ります。

②電池を外して、LEDを繋ぎ、モーターのハンドルを回すと、

LEDが点燈します。この実験により、モーターと発電機が

同じであることが分かります。

この装置で、「モーター」と書きましたが、これは発電機

として設計された、「サイキット社」の商品の「夢風車」

と言う物です。私が「発電の仕組みと原発事故」の教具の、

風力発電機や、水力発電機、火力発電所模型に利用している

物です。なので、ハンドルを手で軽く回すだけでLEDが点燈

します。逆に、モーターとして使うには、1.5Vの電池では

回りませんので、9Vの電池を使っています。


火力発電所模型を作る

2022年9月15日(木)火力発電所模型を作る


昨日は、千葉大学教育学部の大学院生のIさんがお見えになり、

火力発電所模型を作りました。斎藤製作所から、ボイラーと

バーナーのセット(BT-1)を購入して、事前に工房へ送って

もらいました。私の方で、発電機やタービンなどのキットを作り、

当日は組み立て作業を行いました。私が出前授業で使っている

火力発電所模型のコピーなので、製作は順調に行きました。

Iさんは大学に通いながら、臨時採用で週1日技術・家庭科を教え

ています。正式採用も決まっているので、この火力発電所模型、

教員生活における一生の財産になると思います。

ボイラー取り付け


ハンダづけ

完成しましたブログ用