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DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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DIY工房IZUMI

Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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松田刀匠宅にて

2022年12月4日(日)松田刀匠宅にて


今日は、千葉の松田刀匠宅を訪ねました。コロナのため

約3年間中止になっていた、「和鉄と刀の勉強会」が再開

されたのです。久しぶりにお会いした、皆さんとの交流は

同窓会のような雰囲気が感じられました。

焚火を囲んで ブログ用


私がご無沙汰している間に、松田さんは公的な場でいくつも

評価されていました。まずは産経新聞に紹介された記事です。

この記事を書いた記者さんは、相当刀について勉強をしたなと

思いました。

産経新聞に掲載 ブログ用


県知事から、松田さんの刀が伝統工芸品として、指定されました。

この看板は今日初めて拝見しました。

ブログ用千葉県知事賞看板

県の教育委員会からは、長年
文化財保護の活動に尽力したと

いうことで表彰状が出されていました。

ブログ用松田さん表彰状


今回は、平成8年から、最近の刀を4本鑑賞しました。

いずれも、松田さんの代表作ともいえる刀です。鎌倉時代の古刀

を再現したともいえる見事なできです。

刀4本並べた ブログ用

刀を鑑賞する ブログ用

実際に手に取って鑑賞すると、波紋の美しさが良く分かります。


ブログ用刀の歴史松田さん

今回の話は、刀の歴史・玉鋼の話・作刀技術・刀鍛冶の世界

等多岐に及びましたが、いずれも、45年間の松田さんの経験

に裏付けられたものなので、説得力がありました。

74歳になった現在も、毎日刀づくりができて、人生が充実し

いて楽しいと話していました。

嬉しいことに、ご子息が刀鍛冶の試験に合格し、親子で

刀づくりができるようになったそうです。もうすぐご子息の

刀を見ることが出来るようになるとのことでした。


さて、勉強会の後は、奥様の手料理がふるまわれる、

「レストラン松田」のオープンになります。


松田さんからは「軽い食事を用意していますから」という

案内なのですが、いやいや、軽いどころか、毎回ディナー

なのです。「レストラン松田」と言うのは、私が勝手に

つけた名称です。つまりレストラン級の食事だという

ことなのです。今日は、最初に手作りのカステラが出されました。

次にメインのナスとひき肉のカレー、地元の野菜を使った

お新香、鳥の素揚げが出されました。どれも美味しいのです。

鳥はオーブンで焼いたのかと思いましたが、塩コショウをして、

低温でじっくり揚げた物だそうです。

お料理メイン ブログ用

鳥料理 ブログ用


さらに、柿のデザートまでついていました。

デザートの柿 ブログ用

私は、いろいろな勉強会に参加していますが、このように

レストランの食事ができるのは、ここだけです。

奥様のご苦労を思いつつも、次回は何が出るかなと楽しみに

している次第です。





松田刀匠のパンフレット

2020年12月31日(木)松田次泰刀匠




松田刀匠のパンフレットができましたのでご紹介します。

12年前から私は、松田刀匠の自宅・鍛刀場に通い、和鉄と日本刀

について勉強してきました。その様子はこのブログの、

カテゴリー「鉄と日本刀」にアップしてあります。


松田さんパンフ1ブログ用


松田さんパンフ2 ブログ用






松田次奏刀匠後援会

2018年4月14日(土)松田次奏刀匠後援会


今日は「千葉みなと駅」の「オークラ千葉ホテル」で行われた、

松田次奏刀匠の後援会の総会・後援会・懇親会にカメラマンとして

行ってきました。昨年度の松田刀匠の活動は、書籍やラジオでも

取り上げられ、社会的評価が一段と高まりました。

3人の方のパネルディスカッションは聞きごたえのある内容で、参加者

から大変好評でした。これからの活動予定として、5月18日(金)~

20日(日)の3日間、銀座泰文堂で「第二回 松田次泰展」が開かれる

ことが報告されました。新作を中心に展示が行われるそうです。

これも大きな楽しみです。


img043 案内チラシ 


P4140213 パネラー3人 

P4140256 刀の前で3人
 






日本刀「入札鑑定」

2018年3月26日(月)日本刀「入札鑑定」

  昨日は久しぶりに松田次泰刀匠の所に行きました。この日の


勉強は日本刀「入札鑑定」でした。毎年3月は1年間のまとめとして、


古名刀を見て、製作された年代・産地名・作者名を当てるという


昔から行われている、刀を鑑賞するためのゲームのようなものを


行います。


講師は、著名な研ぎ師である、柳川清次先生です。柳川先生が


おっしゃるには、「初心者の場合は、名前を当てることはそれほ


ど重要ではなく、当てようと思って真剣に刀を見ることによって


刀の良さを知ることが大切です。」とのことでした。今回先生が


持参された5本の刀は全て国の指定の重要刀剣で、初心者が手に


して見れる機会はめったにない物ばかりでした。入札鑑定のやり方は、


「私はこう見ました。」ということを紙に書いて判者である柳川先生


に提出すると、先生は「なぜそう思いましたか?産地は当たりですが


時代が違います。刀の姿をもう一度見て考えてみましょう。」という


ようなアドバイスをしてくれます。同じ刀について3回まで判者に


問いを出すことができます。
3回目には当たるように導くのが判者の


役割で、これは江戸時代から続く日本の教育方法だそうです。


全員の入札が終わってから、判者の柳川先生が、1号刀から5号刀まで


を実際に手に取って、それぞれの刀の見どころを解説し、答えを出して


くれます。先生の解説は素晴らしく、刀の奥深さを再認識させられました。


鑑定会が終わると、いつものように「レストラン マツダ」がオープン


します。奥様の手料理で皆さんを楽しませてくれます。


P1010144 5本並べて


P1010137 1号刀 


P1010140 2号刀 


P1010142 3号刀 


P1010135 4号刀 


P1010133 5号刀 


P1010157 鑑定中 


P1010158 1号刀解説 


P10101673号刀 


 P1010177 5号刀解説中


P1010181 答え 





P1010186 会食中 

P1010192 刀匠 


P1010183 料理2ちらし寿司 


P1010182 料理1 


P1010184 サラダ 


P1010185 お新香 


P1010193 お吸い物 


P1010194 こんにゃく 


P1010195 空揚げ 











松田次奏刀剣展示

2018年2月23日(金)松田次奏刀剣展示会


今日は、松田次奏刀匠の展示会が行われている、千葉市立郷土博物館

に行ってきました。お城を模した博物館で見る松田刀匠の刀は、

一味違って見えました。

P2230056 お城 


P2230057 看板 

P2230055 埋めの花さく 

P2230079 全体 

P2230078 刀匠のプロフィール 


P2230061 平成8年表示板

P2230060 平成8年作 

P2230062 8年1 

P2230063 8年2 

P2230064 8年3  

P2230065 8年4 

P2230066 15年表示板 

P2230067 平成15年製作

P2230068 15年1 

P2230069 15年2 

P2230070 15年3 

P2230071 15年4 

P2230072 15年5