大型書架の解体移設 3
困難をもたらした伏兵とはなにか。 それは床のゆがみです。 書架の長さは5253ミリ、高さは2282ミリです。工房の床は平面性がよかったので3ブロックがきっちり組み合いました。しかし、移設先の床は平面性がよくないため接合部にずれができてしまいました。そこで、 このように倒した状態で各ブロックを強固に接合しました。いったん接合した裏板をゆるめて、微妙な調整を行い、全体を調整しました。それから6人がかりで立てお越しました。
なんとか成功しました。
この後、耐震用の倒れ止めを取り付ける段階で、またまた伏兵に出会いました。「壁裏センサー」でネジが利く部分を測定したのですが、誤差があり取り付けられませんでした。そこで、表面の石膏ボードの壁に錐でブスブス穴を開けてネジが利く部分を探しました。ご覧のように天井との隙間が狭いため、このままでは倒れ止め金具を取り付けることができません。そこで、最初の写真のように一度倒して金具をつけ、もう一度立てお越しました。予想よりはるかに時間がかかり、レンタカーを返す時間迫っていたので、ここまでしかできませんでした。この後は、棚板取付金具をネジ止めし棚板を置きます。あと若干の補強金具を取り付けます。これらの作業は来週になりました。 今日は筋肉痛と疲労で仕事になりませんでした。でも、貴重な経験ができて満足しています。
|