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DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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博物館

  2011年6月24日(金)「人間の歴史教材・教具博物館」


 8月27日(土)・28日(日)に、高校の同期の仲間が集い、

「人間の歴史教材・教具博物館」で合宿交流会を行うことに

なりました。これまでもトップページ左側の「カテゴリー」の中の

「教材教具博物館」に、博物館紹介をアップしてありますが、

今年の5月に撮影した写真を使って、改めて紹介します。




① 右側から1号館・2号館・3号館となっています。

1号館は山小屋風の造りで、生活ができるように、キッチン、

お風呂、トイレが付いています。簡易式の二階建てになっており

寝室として利用できます。

357  全体1-3号館 

② 2号館・3号館はすべて展示室になっています。

展示の内容は、大きく分けて、「地球の歴史」「狩りと採集の時代」

「農業と牧畜の時代」 「大量生産と大量消費の時代」(産業革命から

現代社会まで)となっています。

この博物館は、「人間の歴史の授業を創る会」という、民間の

教育研究団体のメンバーが、多くの人の協力を得て創りました。

公的機関の援助は受けていません。

「教材・教具」の博物館というのは、おそらく世界でもここだけだと

思います。

この博物館の最大の特徴は、すべての展示物が触れるように

なっていることです。そればかりではなく、たとえば火起こしの

体験や、弓矢、機織り、蒸気機関の体験ができることです。




② こちらは3号館側から1号館側を見たところです。

夏場なら2号館・3号館の床に雑魚寝をすれば50人は泊まれます。

テントもあるので、庭に泊まることもできます。

372 3号館から見た 


③ 道路に立ち、3号館を背にして橋の方を見たところです。
368 博物館を背に端を見る 

④ このような名前の橋です。
366 コワタバシプレート 


⑤ 橋の上から川を見下ろした様子です。

右側の木が茂った右奥に博物館が建っています。

博物館からこの川に下りて川遊びができます。



369 川博物館 


⑥ 橋の上から反対側を見たところです。こちらが上流になります。

371 川反対側 



博物館所在地

山梨県上野原市秋山5957
 
電話 0554-56-2415 

交通案内 JR中央線上野原下車 無生野行きバスで

「小和田」(こわた)下車徒歩3分 

(バス乗車時間約30分 タクシー乗車時間 約15分 )

バス時刻表 上の原発 8:30  13:45  16:07  17:40
時刻は変更される場合がありますので、最新情報を
営業所に問い合わせてください。

「人間の歴史会館」所在地  JR飯田橋下車徒歩10分

東京都千代田区飯田橋2-9-6 東西館ビル35号室

電話 03-3263-3469

※ 博物館と「人間の歴史の授業を創る会」に関する

お問い合わせは、このブログの「メールフォーム」からも可能です。 



⑦ 夜はバーベキュー、そして焚火を囲んでお酒を飲みながら

  語らいができます。晴れていれば満天の星空が見えます。

  最近は焚火ができる場所が少なくなっているので、ここは貴重な

  場所です。楽器の演奏もできますので、持参してください。

066 ヤキソバ

087 焚火 


⑧ 昼間はこんな感じになります。庭にテーブルを出し食事ができます。
 021 昼間手テーブルで



⑨ お昼は手をかけずに簡単に済ませたいというときは、近所の

お寿司屋さんが、このようなお寿司を届けてくれます。

023 寿司 


⑩ こちらは2号館の2階で合宿研究会をやっているときの様子です。
   中央にいるのが私です。提案中の様子です。

014 内部 


⑪ 狩りと採集の時代の体験で弓矢で獲物を取る場面です。
 
107 弓矢体験1 

127 獲物 

これは絵ですが、この付近には夜になるとイノシシやシカが出てきて
 
畑の作物を食い荒らすので、農家の人は困っています。



⑫ こちらは、昨年の8月に行った機織り体験の様子です。

手前の男性が博物館の館長の飯嶋先生です。この機織り機をはじめ

多くの教材教具を作り出している達人です。

139 機織り全体

初めての人でも織れます。

176 Tさん 

お子さんの方が覚えが早いです。

174 Aちゃん 

こんな風にできました。

200 あすか 


お子さん、お孫さん連れで楽しめる博物館です。

どうぞご利用ください。

⑬ 博物館から車で15分程度のところに「秋山温泉」があります。


IMG 温泉1 

IMG_0001 温泉2 

IMG_0002 温泉3 

IMG_0003 温泉4 

秋山温泉のホームページはこちらです。

http://www.akiyamaonsen.com/


27日は、秋山温泉に11時に集合して、入浴し、ここのレストラン

で昼食をとります。それから博物館に向かいます。


※トップページ左側の「カテゴリー」の中の「教材教具博物館」に、

博物館紹介をアップしてありますので、そちらもご覧ください。


※ こちらにも博物館の案内がアップされています。
  
  橋本先生のサイトです。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~hasshy/ninreki/hakubutukan/index.html




教材教具博物館

2011年5月1日(日)教材教具博物館


087 焚火 

4月28日から山梨県上野原のこちらに行っていました。
今日帰りましたので、ブログの更新を開始します。

夜はこのように焚火を囲んで一杯やりながら、おいしいものを食べて、

夜の更けるまで語らいを楽しみます。

※ どなたでもご利用いただけます。宿泊ができます。
  メールフォームよりお問い合わせください。

===============

私は、この合宿研究会で「発電の仕組みと原発事故」

というレポートを行いました。

出前授業用教具一式を持って行きました。

001 セット 

箱の中身はこのようになっています。

004 機材1 

003 機材2 

小佐古内閣参与の辞任に関する問題は議論になりました。
年間20ミリシーベルトの範囲で児童の被曝を容認する
政府に抗議して辞任したことをどう見るかです。

新聞によると、文科省から「20ミリシーベルトで良いか」
という意見を求められ、その二時間後に安全委員会は
OKを出したそうです。それは、正式な審議会を開いた
ものではなく、議事録もないそうです。

原発労働者でも年間20ミリシーベルトの被曝はまれだという
尺度に照らして、子どもをこのレベルの被曝下に置くことを
容認することは「私のヒューマニズムからして受け入れがたい」
ということが辞任の理由だそうです。

例の言葉を思い出します。

「ただちには健康に影響が出ることはありません。
安心してください。冷静に対応してください。」

おかしな話です。「ただちに健康に影響がない」という言葉は
日本語の文法上存在できないものです。

「ただちには影響がない」ならば、「その後はどうなるか」という
ことが対になるはずです。この点はどこも沈黙したままです。

こんなでたらめな日本語がまかり通っていることに国語学者は
何も感じないのでしょうか。

NHKの放送用語を検討している部署は何も感じないのでしょうか。

マスメデイアの小佐古内閣参与の辞任に関する問題の
取り上げ方は、非常に不十分です。

ネット上では多くの意見が出されています。

NHKを含めすべての報道関係者が、
「大本営発表」の教訓を生かしてほしいと願います。

===========================

追記(午後10時35分)

改めて今日の朝日の記事を読みなおして追記します。
「専門家の多くは年間20ミリシーベルト以下の基準に
ついて、『健康への影響は大きくない』との見方で一致
している。」

① 専門家と言われる人の名前を公表すべきです。

② 「健康への影響は大きくない」と対をなす日本語は
  「小さな影響はある」です。そして、どのような影響が
  有るかを述べるべきです。このことをきちんと書かなくては
  報道の意味が有りません。

③「1回程度の暴飲暴食なら健康への影響は大きくない」
  という日本語ならだれでも理解可能でしょう。
  しかし、放射線の被曝を容認して
 「小さな影響ですから心配ない」と言う学者は、
 科学的に物事を考えているとは思えません。
 顔写真付きで名前を公表すべきです。



博物館でNANO合宿 その2

9月11日(土)・12日 NANO(高次脳機能障害家族会)17名
教材教具博物館で合宿交流会

教材教具博物館には、高機が十数台あります。機織り体験で、15センチ幅の布を作り、持ち帰ることができます。

139 機織り全体 

これから飯嶋さんの講習が始まります。
まずはお得意のおやじギャグで場を和やかにします。

150 糸紡ぎ 

鮮やかな糸紡ぎの技に、「手品みたい!」という声がかりました。
紡錘車を使って綿から糸を紡いでいます。

154 糸車 

これは糸車で紡いでいるところです。
小学校の1年生の教材に「たぬきの糸車」というのがあります。
博物館には、10数台の糸車が、常時使用可能な状態で保管されています。
飯嶋さんの出前授業の一つに、この糸車や、以下に紹介する機織りの授業があります。

157 織説明 

飯嶋さんのレクチャーが始まりました。
この道30年以上のキャリアですから、説明は大変分かりやすい。

170 Yさん 

さっそく機織り体験を始めるNANOの皆さん。

173 Kさん 

176 Tさん 

174 Aちゃん 

小学1年生のAちゃんです。
織るのが一番早かったです。

177 Uさんこれを 

完成しました!

200 あすか 

201 小森 

209 タニ 

皆さん高機は初めてでしたが、このようにきれいに織ることができました。

226 石臼1 

さて、お次は、石臼で大豆を挽いてキナコづくりのはじまりです。

241 石臼2 

1年生のAチャンもバアバと一緒に頑張りました。

066 ヤキソバ 

大量のヤキソバも、皆でペロリでした。

秋山温泉で一風呂浴び、レストランで昼食。
博物館についたら、弓矢体験・火起こし体験。
そしてバーベキューの夕食。
焚火を囲んでのビール・ワイン・日本酒・・・・・・・ 楽しい語らい。

翌日は、博物館の見学、機織り体験、キナコづくり・・・・。
こんな楽しい合宿に、皆さん大満足でした。

※ブログをご覧の皆様、ぜひ当博物館をご利用ください。

お問い合わせは、ブログトップページ左側の「メールフォーム」よりお願いします。



博物館でNANO合宿 その1

9月11日(土)・12日 NANO(高次脳機能障害家族会)17名
教材教具博物館で合宿交流会

山梨県上野原にある博物館にやってきました。
4台の車に分乗し、渋滞の中を無事に到着しました。
ここに来る途中にある「秋山温泉」に入り、レストランで昼食を取ってきました。
011 博物館全体 


さっそく弓矢の体験をしました。

016 弓 

館長のI先生が、弓の撃ち方を説明しています。

019 鹿 

猪と鹿が出てきたので、これを狙いました。しかし、矢は一本も刺さっていません。

023 狩人 

ここで狩人Tパパが登場。見事獲物を仕留めました。

032 バーベキュー 

この日のバーベキューは、猪と鹿のとれたての肉でした。実にうまかった!!!!!

041 焚き火 

夕食後は、焚火を囲んでの語らいタイムです。ここで飲むビールは最高です。


人間の歴史教材教具博物館 5 展示物紹介

 332黒船  ペリーの黒船模型です。I氏が製作したものです。「斎藤製作所」のエンジンを使っています。この時期の船はスクリューではなく、外輪を回して走ります。また、蒸気機関の性能が低かったので、帆の力も借りなければなりませんでした。そのようすがよくわかる模型になっています。このような船を機帆船と呼んでいます。 

334動力部 

動力部のアップです。ボイラー、エンジン、動力伝達部の仕組みがよくわかります。

子どもたちは、ボイラーに水を入れ、安全弁を確認してボイラーの蓋を閉めます。アルコールバーナーに着火してお湯を沸かし、蒸気を発生させます。蒸気圧が上がったところで、エンジンの回転軸についているはずみ車を手で回転方向にちょいと回してやります。するとエンジンは勢いよく回りだします。蒸気が仕事をしていることが体を通してわかります。産業革命を理解する上で欠かすことができない蒸気機関に関する実体概念を、このようにして子どもたちに伝えて行きます。

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