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DIY工房IZUMI
この工房では、あなたが作りたいものをお手伝いします。基本的な木工機械がすべてそろっています。さらに、アーク溶接機やプラズマ切断機もあります。木工と金工ができる工房です。

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DIY工房IZUMI

Author:DIY工房IZUMI
中学校の社会科の教員を定年退職して、工房の活動を始めました。「体験を通して学ぶ人間の歴史」をテーマに授業をしてきましたので、「楽しいものづくり」の世界がたくさんあります。ここは「あなたが作りたいもの」を作る工房です。そのための機材が整っていますので、ぜひご利用ください。



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なかよし木工教室


9月25日午後1時から、「なかよし木工教室」を行いました。
養護学校を卒業して、現在は就職しているY君は、時給800円で週5日働いているそうです。
Y君は小学生の時から「なかよし木工教室」のメンバーでしたから、時間の過ぎるのは早いものだ 思います。
まずは練習です。
 023 練習 ヘヅナー


こちらは、Y君の友人で、養護学校の2年生のN君です。
同じく練習用の線をカットしているところです。


025 練習朝日 


作品ができあがりました。


037 2人の作品 

ま と め

糸のこの刃は、一本の針金のように見えます。
そのため、木を針金のどこに当てても切れるかのように思ってしまうことがあります。
今回は、指で刃の部分と、刃ではない部分に触ってもらい、確認を行いました。
糸ノコは、木を押す時にしか切れないという、当たり前のことが、意外と分からない場合があります。小さな曲線を連続的に切っていると、木を引っ張って切ろうとするときがあります。

図案のカットラインを切り進むとき、次に切るラインが右カーブなのか、左カーブなのか、急カーブなのか、ゆるいカーブなのか・・・・・・・ということを、あらかじめ意識していないとうまく切れません。
これは、慣れてくるとできるようになります。

糸ノコの刃が、1回下がった時に切れる長さは1ミリぐらいです。いわば点のようなものです。この点を連続して曲線を切ることになるので、この感覚をつかむ必要があります。





ポスター完成

 今日は、八潮市の隣町のここに行ってきました。

002 文化センター 

この建物の前は三郷公園で、その先は水元公園になっていて、環境の良い場所です。
ここで「高次脳機能障害」の家族会が行われました。

004 三郷公園 

 この間、「障害と木工」のカテゴリーでアップした、「ペンづくり教室」と「糸ノコ教室」はNANOという、「高次脳機能障害」を持つ家族会の企画で行ったものです。「高次脳機能障害」というのは、最近になってマスコミでも取り上げられるようになりましたが、まだあまり知られていません。私の家族の一人は、交通事故によって、この障害を持つようになりました。その関係で私はこの会のメンバーになり、ここでも木工を行っています。
 今日は、、「高次脳機能障害」の分かりやすいポスターが印刷屋さんから上がってきましたので、ご紹介します。「高次脳機能障害」は事故や病気等によって引き起こされた、何らかの脳の損傷によって起こる病気です。一見普通に見えますが、人によりその障害のありようはさまざまで、本人も家族も大変な状況にあります。

034 ポスター全体 

 下の部分を拡大します。NANOでは埼玉県の委託を受け県東部地域の電話相談を行っています。ポスターに書かれているようなことで気になることがありましたら、どうぞお気軽にご利用ください。
035 拡大 

こちらがNANOの代表の谷口さんです。

019 谷口さん

NANOのホームページはこちらです。
http://www.nammy-net.com/nano/information.htm



NANO で糸のこ教室


今日は蒸し暑い中、ガーデン糸のこ教室です。
ここは以前にガーデンテーブルを納品したKさんのお庭です。
007全体 

NANOというのは、「高次脳機能障害」の家族とボランテイアの人たちで構成されている団体です。私もメンバーの一人です。NANOノホームページはこちらです。 
http://www.nammy-net.com/nano/information.htm

 NANOは高次脳機能障害に詳しく、「脳を守る」「身を守る」「心を守る」をモットーに、
病気や障がいの予防活動及び障がいが残った後も、余暇を楽しめる人生を送るお手伝いや活動を障がい、年齢、地域の枠を超え、グローバルに目指している任意団体です。


002夫妻 

この家のご主人と奥様です。二人で犬の切り抜きをして、門に向い合せに貼ってシンボルマークにするとのことです。犬好きのお二人の微笑ましいカットになりました。

017主人 

ご主人の作った作品です。

018ヤング 

NANOで一番若いM君です。切るスピードは一番早く、パワフルな作業ぶりでした。

021Uさん 

ロングのワンピースでおしとやかに糸のこを操るUさん。

039うさぎ 

皆さんの作品紹介です。材料は厚さ5.5ミリのシナベニヤです。

032キリン 

ウサギはタモの集成材を使っています。

023くま 

イルカ026 

027犬二匹 

皆さん、糸のこは初めてでしたが、このように素敵な作品になりました。私の予想以上に皆さんが楽しんでくれたので、とても良い教室になりました。


なかよし木工教室

013表彰状

障害を持った人たちの木工教室(「なかよし木工教室」)を7年間行ってきました。そのことにより表彰を受けました。昨日メンバーの人が工房に持参してくれました。
7年間の経験から、障害者の方が木工を行う上での様々な方法を蓄積してきました。
印象深いシーンがありました。左半身麻痺の人と右半身麻痺の人が共同して電動ドリルを使って本箱を作っていました。それぞれ自由が利く方の手を使って、協力して行っていました。ハンディがあっても工夫次第で木工は可能です

当工房では、障害のあるなしにかかわらず、全ての人にもの作りの楽しさを伝えていきたいと考えています。