志村けんさん逝く
2020年3月30日(月)志村けんさん逝く
日本のコロナ対策が「早期発見・早期治療」の原則を踏み外し、
症状が出てからでないと検査をしないために、志村さんの治療が
手遅れになった考えるべきではないか。
なぜなら、3月17日に倦怠感を覚えて自宅静養を始めているが、
日本ではこの段階で検査を受けられない。他の国では、ドライブ
スルーで検査をやっていることと比べると、大きな違いがある。
志村さんが検査を受けることができたのは、重度の肺炎と診断
された、3月23日の、転院した病院である。この段階でコロナウ
イルスに感染していることが判明した。この病院で、酸素吸入器
以上の高度な治療(人工心肺装置ECMO)を受けたが回復せずに
亡くなってしまった。重篤な肺炎の治療の最後の切り札が人工
心肺装置ECMOだそうだ。17日の段階で検査を受けていれば、
亡くならずに済んだのではないかと思うと残念である。
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